膝の痛み

膝の痛み

膝の痛み
  • 膝に痛みがある
  • 膝の曲げ伸ばしが辛い
  • 座ったり立ったりが辛い
  • 階段の上り下りが辛い
「膝に痛みを感じる」「歩くと膝が痛む」という方は、年を取るに従い増えていきます。体重を支えている膝には大きな力がかかっているため、痛めやすい部位です。また、一度膝を痛めてしまうと運動しにくくなってしまうため、健康を損なう可能性があります。

膝の痛みは、普通に生活しているだけでも症状が進行していってしまう可能性があるため、出来るだけ早く膝の痛みの原因を知って適切な治療を受けることをおすすめします。

膝の痛みの悩み

以下のような膝の痛みに悩まされている方はいませんか?
膝に痛みがある

膝に痛みがある

膝の骨、筋肉、靭帯などに問題があると膝に痛みを感じることがあります。
膝の曲げ伸ばしが辛い

膝の曲げ伸ばしが辛い

半月板や腸脛靭帯、大腿四頭筋などに問題があると、膝を曲げ伸ばししたときに痛みが生じることがあります。
座ったり立ったりが辛い

座ったり立ったりが辛い

膝関節に異常がある場合、立ち上がったり座ったりするときに膝に痛みを感じるが、しばらくすると痛みがなくなる人もいます。
階段の上り下りが辛い

階段の上り下りが辛い

階段の上り下りは膝に大きな負担がかかっています。そのため、歩いているときには「痛みを全く感じない、少しだけ痛む」のような人でも膝に大きな痛みを感じることがあるのです。

膝の痛みの原因について

膝の痛みは、生活習慣や膝周りの組織の損傷などが原因で起こります。膝の痛みの主な原因は以下のようなものがあります。
加齢によるもの

加齢によるもの

骨と骨の間にありクッションの役目をしている軟骨が加齢によりすり減ると、骨と骨がぶつかり炎症を起こします。このような膝の痛みは、特に60歳以上の女性によくみられるため注意が必要です。
また、加齢により膝関節を動かすための筋肉が落ちると、膝関節への負担が増え膝の痛みへつながることがあります。
生活習慣から来るもの

生活習慣から来るもの

膝には体を支えるために大きな負担がかかっています。体重が重くなると膝にかかる負担は大きくなり、クッションの役目をしている軟骨がすり減りやすくなりってしまうのです。
変形性膝関節症

変形性膝関節症

膝の痛みの原因として多いのが変形性膝関節症です。骨と骨の間にある軟骨がすり減ってしまい、骨同士がぶつかり炎症が起こって膝痛が生じる病気です。症状が進むと、骨が変形して歩行が困難になることもあります。
半月板損傷

半月板損傷

半月板は、太ももの骨(大腿骨)と脛の骨(脛骨)の間にあり、関節の安定性と衝撃を吸収する役目をもつ半月状の軟骨です。
半月板が損傷してしまうと、膝を曲げ伸ばしするときに引っ掛かりや痛みを感じるようになります。

膝に痛みを感じやすいのはどんな人?

膝に痛みを感じやすい人の特徴は原因によっても異なりますが、膝の曲げ伸ばしを頻繁にする仕事についている人や高齢者、肥満、運動不足の人は特に注意が必要です。

膝関節を動かすとき膝周囲やお尻の筋肉がサポートします。運動不足で、膝関節を動かすときにサポートしてくれる筋力が低下すると、大腿骨と脛骨にある軟骨の摩耗を早めて膝の痛みを生じさせてしまうのです。

また、運動不足は膝関節を硬くさせ柔軟性の低下を引き起こします。膝関節が硬くなりスムーズに関節を動かせないようになると、膝周辺の組織が炎症を起こし痛みを感じるようになってしまうことがあるのです。

膝の痛みが慢性化する原因

変形性膝関節症や半月板損傷は、軟骨や半月板の損傷具合によって慢性的な痛みを伴うようになります。慢性化しないようにするためには、出来るだけ早く原因を改善しなければいけません。

肥満が原因となっている場合はダイエットをして適正体重まで落とす必要がありますし、加齢による筋力低下が原因になっている場合は、膝関節に負担がかからないトレーニングをして筋力アップをする必要があります。