長年のクライアントであるYさんのお義父さんが足と腰が悪くなり歩行が困難となったので遠隔ヒ-リング調整
(以降遠隔調整といたします)を施術してほしい依頼があったのは2018年の年の瀬も押し迫った12月中旬でした。
私はてっきり腰とか膝が痛くて動けないのかと思いつつ計15回の遠隔調整を行いました。
調整の手順は遠隔であろうとそうでなかろうとすべて同じで、主要な骨格や筋肉などの調整を行った後、全身のマイナスのエネルギ-を抜きプラスのエネルギ-を入れさらに足りない所に重点的に施術を加えるというやり方です。
10回ぐらい施術を行ったところでYさんから「おかげさまで、だいぶ良くなりましたのでもう大丈夫です。」と告げられ、追加で5回ほど施術をして遠隔調整は終了しました。
ところがです、それから2年位経ったある日、Yさんから「義父が先日、テレビに出ました(某テレビ局の健康番組)先生のおかげです。ありがとうございました。」とお礼を言っていただいたので、何のことかと思いその番組の再放送を見ると、実はYさんのお義父さんは、あることがきっかけで肺炎を発症してしまい入院。肺炎は治ったものの高齢という事もあり、入院中の寝たきり状態の影響で体はすっかり衰弱し、病院の先生からは「もう体力的にもなくなり、家で看取ってはどうですか。おそらく正月は葬式になると考えてくださいね。」と言われたそうです。そして私に依頼があり年の瀬も押し詰まった12月16日より遠隔のヒ-リングを開始したのでした。
初めに申し上げたように、私は単に足腰が痛いのか、多少弱っているかぐらいの認識で施術を行っていましたので、本当のことを知っていたら、お受けしなかったかもしれません。そして結果として持ち直され、寝たきりの状態からも脱し、今もお元気で、このテレビの取材を受けられたそうです。この事例は、この方の本来持ち合わせた生命力が実は見た目以上強く、回復するに至ったという事だと私は考えています。